訪問看護ステーションで勤務した後に、独立して訪問看護を自分でやりたいとお考えになる訪問看護師も多くなってきました。今後はもっと増えていくでしょう。 一方で、売却を希望する看護師社長の訪問看護ステーションもございます。

起業後10年程度経過している訪問看護ステーション

私どもに看護師社長で訪問看護ステーションを売却したいを考えご相談頂くケースは「引退」を考えての売却相談です。現在のように訪問看護ステーションの数が多くなく、精度もまだ未熟な時から熱いお気持ちでスタートされた看護師の方々です。例えば50歳からスタートして60歳になり、そろそろ引退も考え他に譲りたいとお考えになるパターンです。このような訪問看護ステーションでのポイントとなるのは、看護師社長のマンパワー頼りになっている可能性があります。例えば従業員の方も看護師社長の繋がりでの採用であったり、ご利用者様の獲得も看護師社長の繋がりであったりする事があります。経営している際には、小規模の訪問看護ステーションで運営出来ているのであれば社長でのマンパワー運営は従業員は安心かもしれません。しかしM&Aでは社長がいなくなった際に運営できるかという部分も懸念ポイントとなりますので、その際は少しの間引き継ぎ業務として「顧問契約」などして残って解決するケースもございます。

経営がうまくいかない訪問看護ステーション

看護師が想いで立ち上げた訪問看護ステーションでお金がどんぶり勘定になっていたりすることもございます。またスタートは仲間内を誘って起業したので、給与を上げ過ぎているという事もあります。よく買手候補の方から「売却案件は看護師が想いで立ち上げて経営素人でうまくいかずに」というパターンを想定されている方が多いですがそのような方はM&Aの案件として出る事は殆どありません。

訪問看護経営に看護師は有利

訪問看護の経営は「ヒト」の問題が大きいです。人員割れは事業継続が出来なくなる大きな問題ですので、自身が看護師というのは大きなアドバンテージです。経営リスクを一つ減らせます。看護師は数に事は良くわからないと言いますが、それは後から勉強するというかやりながら勉強すれば良いとも思います。

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