以前にこのようなご相談を頂きました。
「訪問看護ステーションの管理者不在でも譲渡・継承出来るのか?」というご相談内容です。
訪問看護ステーションの管理者不在になる背景
多くの訪問看護ステーションでは、管理者に悩まされているのではないでしょうか。
まず看護師の多くは、管理者になりたいとは思っておりません。管理者より「現場」で仕事をしたい方も多く、管理者(管理職)としての大変さというのもよくわかっている看護師が多いからです。
また、違う視点からですと看護管理者もご自身がいないと訪問看護ステーションの運営が厳しくなる事を理解してくる看護師もおります。その場合に、経営者と折り合いがつかなくなるケースや元々好き勝手にやる看護管理者もいるのも事実です。
買収したいと考える企業様
現在、訪問看護ステーションを運営しており事業拡大の為にM&Aを検討している事業所様の場合にはサテライトとしての買収が可能です。
ですので、管理者不在の訪問看護ステーションでも看護スタッフがいれば問題なく検討出来る買収案件となるでしょう。また管理者不在で看護スタッフが2~3名となると、小規模ですので個人オーナー様でも手の届く予算となりますので買手候補が多くなる可能性がある事もプラスです。
まとめ
訪問看護ステーションM&Aでは、管理者不在の場合でも譲渡案件の対象となります。
通常は管理者不在となるのであれば、廃業・廃止をしなければいけないので良い選択でしょう。
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