訪問看護ステーションを売却する際に、私共のような仲介会社を利用する事も多くございます。仲介会社も多くなりましたが、どこをポイントに利用する仲介会社を決めればよいでしょうか。事例を踏まえてお伝えさせて頂きます。
銀行に相談して買収候補が現れた
訪問看護ステーションを経営されていたAさんは年商1億円規模まで成長致しましたが、違うビジネスを始めるに辺り売却を検討されておりました。お付き合いのある銀行に相談すると「M&A部隊」もあり非常に安心致しました。さらに銀行はもちろん多くの企業様と接点がありさらに懐事情も分かっておりますので良い買手候補があると想像に膨らませておりました。そして早速医療法人が買手候補であることの連絡が入りました。地域では知られている医療法人ですが、あまり良い噂を聞かない点とカラーも違う点があり従業員スタッフが継続して勤務出来るか不安な点があり迷われておりました。そして残念ながらこちらの銀行からにご提案はこちらの1社のみでした。
弊社からは複数買手候補が現れた
同時進行で弊社にもご相談を頂きました。年商1億円規模となりますともちろん売買価格も大きくなり、予算的にも多少限られます。それでも黒字でもあり良い案件でしたので、すぐに6社ほど買手候補が現れ驚かれておりました。全社の社長とお会いしたかったのですが、時間的猶予もなく2社に絞り面談をして頂き従業員を大切にする想いなどにも共感かつ条件も問題なくクリアし成約となりました。
分析・まとめ
お付き合いのある銀行に相談するのは手っ取り早くて良いと思います。訪問看護案件の場合には、M&A仲介会社も買手候補も業界を知らない事が多いので実はなかなか案件が出なかったりするのでしょう。 また今回の年商1億円という規模感で、買手候補がほぼ出ませんでしたので最低年商1億円以上の方が銀行での仲介は適しているのかもしれません
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