ある訪問看護ステーション様から売却のご相談をいただきました。その際には「弊社」と「他にもM & A 仲介会社」ご利用しての売却活動をされておりました。
最終的に私がご案内させていただいた介護事業をされている会社様への売却を決定いたしましたがその際おお話を書かせて頂きます。
他社からご紹介の買手候補Bは、事業拡大をしている訪問看護ステーションも運営している医療法人でした。訪問看護ステーションを事業拡大するにあたり積極的な展開をしておりました。買収をするに辺り、売手オーナー様へも丁寧な説明やスタッフの方も医療法人であり安心できるような材料をお話しされておったようです。
弊社からご紹介の買手候補Ａは、介護事業所を10か所以上運営しており地域ではかなり知られておりますが買手候補Ｂほどではなく規模感で言うと弊社の方が不利ではありました。
それでも、何度も折衝していきお話をさせて頂いてるうちに、買手候補Ｂの医療法人様の誠意ない対応というのが見えてきました。オーナー様に対する接し方など不誠実な面もいろいろ見られ「金額だけではない」売手オーナー様にとって良いのか非常に疑問に思っておりました。
売却時期を定めておりましたので、金額提示を求めた際にもどんどん引き伸ばすなどの対応があり弊社のご紹介した介護事業所は金額はもちろんですが精一杯出来る限り誠意をもった対応されておりました。金額では精一杯の部分はありますが「想い」や今後事業展開するにあたり何か協力できることなどソフトな部分でも提供していきたいとお考えでありました。
ただ売るだけではない売却側オーナー様にとって何がベストかを考え弊社経由での介護事業所への売却を決めて頂きました。
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