先日はある東京23区で訪問看護ステーションを経営している社長様と打合せをしておりました。
個人オーナー様の会社ですが、順調に事業も推移しておりもう1歩踏み出したいとお考えでありました。
ご相談頂くケースで一番多いのは、今回の様な事業拡大でのM&Aでの活用となります。

新規設立よりM&A

今回も次のステップにおいて、新規設立も考えてはいるものの
どのエリアにするか悩みなかなか進まないので
M&Aにて譲渡案件でGOしてしまった方が腹決め出来るというお考えでありました。
これに関しては確かに同感です。
今まで訪問看護ステーションM&Aを4年以上やらせて頂き、
多くの訪問看護ステーション経営者とお会いさせて頂きお話させて頂いておりました。
新規開設での採用をご支援させて頂いた事もあり、非常に苦労致しました。
業界的には、まだまだ訪問看護師は足りないので新規での採用も苦戦致します。
その様な環境下で、運営しているものを買収出来るというのは大きなメリットとなります。

M&Aの問題点

こちらの社長様はM&Aのご経験はない方でしたので、ご説明をさせて頂いておりました。
上記の様なメリットもある一方、問題点もございます。
それは看護師初めスタッフの方などが買収のタイミングで退職してしまうというリスクがあるという点です。
今までの私の案件では経験はしたことないですが、理論上は起こり得ます。
看護師やリハビリスタッフが収益を上げるビジネスモデルですので、
どの買手候補様も残って欲しいとお考えになります。
多くの看護師やリハビリスタッフも責任感が強いスタッフですので、
今いるご利用者さんをそのまま継続して看ていきたいとお考えになりますので
勤務条件のスライドなど行えば残って頂ける可能性は高くなります。

お問合せ先について

【お問合せ】こちらをクリック   【お電話でのお問い合わせ】MTPC酒詰(サカヅメ) 090-4724-9104