訪問看護ステーションの売却希望の方の失敗談です。

黒字案件での売却希望

訪問看護ステーションを起業してからいろいろと苦労をされておりましたが、ご自身も医療の専門職ということもあり事業自体は成長を続けておりました。看護師の入退職もあり、看護師の特性上なかなかご自身のやりたい訪問看護ステーションへとなりませんでした。 このまま続けていく事へのストレスもあり、訪問看護事業を売却することを決意いたしました。

スタートは買手候補も多く順調

エリアも悪くなく、黒字案件ということではじめは買い手候補も多くおりました。もちろん訪問看護業界は人気があり、訪問看護の売案件には多くの買手候補がご興味を持ちます。もちろん売り手様の心境としては、ホッとしたということと迷いや良い条件先を見つけたいと思うでしょう。 しかしここで売り手さんは「いつでも売れるという安心感」から、一旦保留にされることと致しました。

売り手の心境の変化

その後、看護師の退職がありもう一度売却をされようと致しました。しかしながら買手候補は一定数いたもののなかなか成約までは辿り着きません。売り手様の心境的にはいつでも売れるというものがあり、なかなか買手候補との交渉がまとまらないのです。そんな中、看護師の退職がさらに決める案件としては人員割れ案件で赤字となることが懸念されました。さらに退職時期も早くスピードも求められることとなりました。

結局成約できずに廃業

結局は、どちらも買手候補様も急な売り手希望の即売却というタイミングに間に合わず廃業となりました。正確にいうと、そこに合わせてまで欲しい案件ではなくなったということです。

まとめ

買手候補は多く出てくると思いますが、実際に買収希望までいく企業様は絞られます。また売却を少しでも考えたのであれば、すぐにでも売却するとよいでしょう。

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