先日は訪問看護ステーションを複数事業所展開している経営者の方と、訪問看護ステーション事業の今後の拡大についてご面談させて頂いておりました。

私
「この度はありがとうございます。」

Ａ社様
「先日お電話でお話させて頂きましたが、訪問看護ステーションの買収での事業拡大を検討しております。」

私
「ありがとうございます。御社は既に複数の事業所をお持ちですが、今までＭ＆Ａのご経験はございますでしょうか。」

Ａ社様
「お気づきですね。実は何事業所かは買収しております。しかしながらＭ＆Ａというよりは、知人の経営者が困っており相談が来て買収したという流れです。」

私
「そうなんですね。ということは、私共の様なアドバイザーは利用した事はないという事ですか。」

Ａ社様
「えー、始めてとなります。ただＭ＆Ａ自体は経験もありますので、流れなどは存じ上げております。」

私
「承知致しました。今までも譲渡先はアドバイザーもついていなかったという事ですね。」

Ａ社様
「はい。すべてお互い自分たちで行ってきました。やはり色々デメリットもあり、今後はアドバイザーの方にお願いしようと考えております。」

私
「どのようなデメリットを感じたのですか？私が言うのもおかしいですが、手数料が発生しない分トータルコストも下がり嬉しい買手様の方が多い気がしてしまいます。」

Ａ社様
「その部分だけで考えるとコストメリットはあるかもしれません。ただやはり今まで近隣で同業者としてやってきた仲間ですのでお金の事をお話はしづらいですよね。もちろん弊社としては安く買収したいですが、相手方にも気持ちよく継承頂きたいと思っております。なんとなく話がスムーズではないですよね。結局、譲渡側もなんだかんだ高く売りたいという事もありますので話がスムーズではなくお互いにストレスがかかる折衝となります。」

私
「確かにそうですね。そこはアドバイザーがいる一つのメリットだと思います。」

Ａ社様
「しかしながら譲渡側は手数料が掛かり「身入りのが減る」からとなかなかアドバイザーには依頼しようとしないですね。」

私
「お気持ち的にはわからなくもないですね。しかしながら御社には失礼かと存じますが、買収候補先を複数出せる事は大きなメリットで結局高値がつけば私共に手数料を支払ったとしても得すると考えられますけどね。」

Ａ社様
「全く私も同感です、笑。一番最近継承した訪問看護ステーションもウチとしてはありがたいですが、小さなお金に目がいき結局弊社にはかなり安価で譲って頂きましたからね。」

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Ｍ&A仲介をするアドバイザーに依頼すると手数料が発生致します。
それも含めて譲渡額を検討する必要がありますが、買収候補先が多いと見積競争で金額も上がる可能性もございます。買手様の希望エリアによっては、営業圏も重ならないが近隣で良いという案件かもしれません。

小規模案件も弊社は歓迎しております!!

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