訪問看護ステーションを廃業するのは自由ですが、理論的にはM&Aの方がお得

訪問看護ステーションの売却のご相談をする際に、「廃業させようかと思ったらM&A出来るかもと思った。」という方と「M&Aしようかと思ったけど廃業させようかと思ってる」というM&Aor廃業という経営者様とよくお会います。

お話させて頂く中では、理論的にはM&Aの方が良いとご理解頂きながら最後は廃業を選択される方もおります。もちろん廃業せざるを得ないという場合もございます。

幾つかの事例を紹介させて頂きます。

看護管理者との退職で、訪問看護事業の譲渡の相談を頂くケースもよくございます。話を進めていく中で看護管理者が、既にケアマネなどに話しており売買できる案件ではなくなっているというケース。

M&Aする場合には、決算書その他買収するのに判断する材料がございます。インタビューももちろんあり、その様な事がお手間と考え廃業を選択するケース。備品もまだ使えるので、その事がM&Aより「得＋楽」というケースもございます。

M&Aの売買金額については、もちろんサイズや状態などにより異なります。それでも、赤字案件や看護師人員割れ案件などでも数百万円などの金額が付く場合がございます。数百万円の利益を出すのは簡単ではございません。間違いなく廃業するのであれば、売却した方が良いと思っております。

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