大手企業の場合には、人件費の投資予算が大きく組まれている事もあり初めから3名ではなく4~5名の獲得をする事業所もございます。経営のコツは大きく「看護師さんにどれだけ活躍して貰える環境を作るか」「看護師を欲しいタイミングで獲得できるか」です。
看護師さんにどれだけ活躍して貰える環境を作るか
以前にこのような職場があり、売却案件となりその後も苦労されておりました。オープン当初でしたので、間接費用を節約したく事務を入れる予定でしたがある程度の制度を知っている管理者に事務も兼任でお願いいたしました。ご本人は現場に出て仕事がしたい中なかなか希望がかなわず退職を選択されました。さらに、ある程度の知識でしたので退職後に返戻なども色々とある事がわかり調整出来なくなってしまいました。医療・介護の事はわかりません。という事ではダメです。個人個人が独立した国家資格者ですので、売手市場です。しっかりと尊重して、活躍できる環境を作りましょう。看護師の管理者と二人三脚で進んでいきます。看護師に任せるだけではなく、無資格でもマネージメント出来る方がいるのも良いと思います。その方はバックオフィスで看護師が看護業務に専念できるようにすることと看護師のストレスを軽減させるということです。
看護師を欲しいタイミングで獲得できるか
看護師の採用獲得は、肝の一つです。採用のタイミングは二つございます。
まずは増員での採用です。ご利用者様が多くなり、一人増員していく嬉しい段階になるとします。そのタイミングで研修期間も含め、上手に採用が出来れば良いのですがなかなか採用出来ずにご利用者様を断り続ける事があるとします。その場合には、他の訪問看護ステーションにご利用者様をいらしする事になりチャンスを与える事となりますので極力自社で出来るようにしたいと考えるでしょう。しかしながら、良い人材を獲得できないと評判も悪くなるので欲しいタイミングで欲しい人材をどのように獲得するかは非常に難しいですが事業成長のカギとなります。
営業について
営業についてです。営業が好き・得意な看護師もおりますが多くはそうではありません。訪問看護経験者であれば、慣れているので問題ないでしょう。また既に運営数年されている訪問看護ステーションでは、営業訪問せずに依頼が来る体制がとれております。
新規ではある程度営業に労力をかける必要がございます。苦手な看護師も多いなか、しっかりと目標を立ててあげたり一緒に営業する事も大事になってきます。もちろん営業といっても、ハードルは高くないので
経営を辞める
もう一つは経営をしないということです。つまり、売却や継承をするということです。「看護師の採用・マネージメント」と一言ですが、非常に難しいです。それであれば、思い切って辞めるのも一つの手段です。
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