訪問看護ステーションの継承を従業員に開示された後に、私でスタッフの方と面談をさせて頂きました。(もちろんこちらのお話はコロナ前のお話です。)
職員はとても不安
職員の方は「M&Aされる」というお話をするととても不安になります。実際には殆どのM&Aが「買った・買われた」のお話ではなく「友好的なM&A」となります。とはいっても、M&Aが初めての従業員の方というのは不安でしょうがない事でしょう。また大事な処遇についても、殆どの買手候補様は現状維持を約束して頂けます。私もM&Aをされる側の会社を経験しておりますので、その不安は多少なりとも理解はしているつもりです。
M&Aと買手候補の考えを理解していただく
M&Aでは「乗っ取り」などのイメージがありますが、今回の買手候補の方は全くそんなお考えはなくかつ「株式譲渡」となる予定でしたので会社名や雇用・契約関連も何も変わりませんでした。「事業譲渡」との違いを説明させて頂き、M&Aされた後の買手候補様の考えなどをお伝えさせて頂きました。それでも、やはり職員の方の不安は払しょく出来ている感じはしませんでした。その後、1週間後に再度訪問させて頂いた際の職員の方の表情が全然違うのに驚きました、それは全職員が「覚悟を決めて、これを機により一生懸命働こう!」と団結されたからです。すべては払しょくできませんでしたが、丁寧にM&Aの事を説明うけた事で安心されたとのお声も頂きあとは「なってみないと」というところもあるのでとても安心致しました。
まとめ
職員の方は、経営者の方が思っている以上に不安です。訪問看護では、職員が大事になってくるのは当然ですのでしっかりと丁寧に説明いたしましょう。
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