訪問看護ステーションを設立したけれども、なかなか軌道に乗れないステーションもございます。主な理由は以下の三点からと考えられます。

営業活動不足

ケアマネージャー等への営業活動が必要となり、利用者様の獲得をし続けなければなりません。
しかしながらエリアによては非常に激戦であり、営業活動がうまくいかない場合もございます。
さらに、特徴のない訪問看護ステーションではケアマネージャーの印象も残りにくくなかなか利用者獲得がうまくいかない場合もございます。

看護職員数の不足

既にご存知かと思いますが  有効求人倍率は高い水準を推移しております。
(3.96倍: 2014年5月出所「厚生労働省:職業安定業務統計」)

看護師不足については、訪問看護ステーションのみならず深刻な問題です。
特に現在国が誘導しております、訪問看護ステーションについてはこと深刻な状態です。
常勤換算で2.5名必要なステーションですが、やはり3名などの人員では非常に不安定です。

1名退職するともう訪問看護ステーションの運営は出来なくなります。
女性の職場でもあり、「親御さんの介護」や「旦那さんの転勤」などの退職が出てくる可能性もございます。
一定の規模になれば急な退職にも対応できるかもしれません。

しかしながら、補充の採用も必ずうまくいくわけではありません。

小規模なステーションより中規模もしくは大規模なステーションの方が
安心して働けると考える訪問看護師も多いでしょう。

後任の看護管理者の不在

退職した看護管理者の代わりを見付けられない、、、

看護管理者がいないと訪問看護ステーションの存続は出来ません。

「看護管理者」をやりたい看護師もいれば、もちろんやりたくない看護師もおります。
看護師は「管理職」に対して魅力的なポジションと考えない方も多くおります。

一般事業会社の場合には、一つポストが空くと「出世」「昇給」「将来性」などプラス要素を多く考え
もちろんそのポストに就きたい方は多いでしょう。
しかしながら看護師はそうではありません。

幾つかの理由が考えられますが、以下の通りとなります。
「現場で働きたい。」
「一般スタッフでも十分な年収が確保されており、管理職手当を貰って拘束されるのであれば一般スタッフで良い」

特に看護師は「職人」のような方も多く存在致します。
よって、現場で「看護だけ」をしていたいという人も多くおります。

その為、看護管理者が退職をして現在のスタッフが昇格を拒み外部からも採用が出来ないので
訪問看護ステーションを廃止するというケースとなります。