訪問看護ステーションの開業費用についてです。

介護業界に参入をしたいとお考えの経営者様より「訪問看護ステーションにM&Aで参入しようと思っておりますが、参入障壁も低いので訪問看護ステーションを開業しても良いかと思っております。」とご相談頂きました。訪問看護M&Aサービスについてお問い合わせの際には、よく一緒に併せてお話頂く内容です。

訪問看護M&Aのメリットもありますが、もちろん訪問看護の開業メリットもございます。

開業メリットは大きく3つ以下の通りです。

・好きなタイミングで開業できる

業界参入のM&Aの場合には、案件を待つしかありません。しかし開業であれば時期を設定してそれに併せて開業うる事ができます。例えば、来年4月に開業しようと考えた場合に逆算してスケージュールを組みスタートする事ができます。M&Aでは、継承案件次第ですのでなかなかスタートできないケースやタイトなスケジュールでスタートしなければならないときもございます。

・好きな場所で開業できる

M&Aの場合には既存のあるステーションを継承するので、好きな立地というよりはある程度エリアでターゲットを絞り待つという事となります。もしくは、売却案件が出てきたベースで考えるというパターンです。開業の場合には、自分で賃貸を探したり自社ビルの空きスペースで始める事ができるのがメリットです。

・人材を採用できる

訪問看護M&Aの場合には、前事業所が採用した方を引き継ぎますので自身で採用は出来ません。もちろん追加採用などは出来ます。例えば20代~30代の若い年代が多い訪問看護ステーションを運営したいと考えた際には、M&Aではできないですが開業であればターゲットとした年代の方を採用していけます。

開業費用はどのくらいかかるのか?

どのくらいの「規模」や「立地」により違いますが、中心は人件費となります。また保険は2ヶ月遅れで入ってきますのでその準備も必要です。1000万円は最低準備は必要だと思います。もちろんコンサル会社の方に頼むのであれば、プラスアルファの金額が必要です。また最低人数の訪問看護師で運営するのは非常にリスクが高く、また営業活動の成果はどれくらい出るかわかりません。その為にも、最低1000万円という金額ではなく多少余裕をもった運営が必要です。都内のある訪問看護ステーションを開業された方も「コンサルタントからは1500万円と言われていたが、念のため3000万円準備しといたので事業継続が出来た。」というお話もございました。

今後もまだ参入したい企業も増えるかと思いますので、今回の方のようにM&Aしながら開業をしていきたいとお考えの方がおりましたら是非、ご相談頂ければと存じます。
開業支援をされている方々とも連携しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

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