今回はM&Aを進める上での注意点となります。

専任契約とは

M&Aにて、訪問看護ステーションの売却を仲介会社に相談し進める事とします。その際に、契約事項をしっかりみないで契約をする事も現実的には多くあると思います。その中で「専任契約」という項目がある会社もございます。これは平たく言うと「M&Aの仲介会社でこちらの会社しか使いません。他の会社は一切使いません。」というものです。この条項については、色々なトラブルが起こっております。実際に弊社でもお恥ずかしいお話ですが、専任契約についてご相談を頂いた事がございます。

ご相談事例

“他社で売却の相談をした所「すぐに候補の買手が出ると思います」とのことで、契約したが一向に話が進まず弊所に相談したことをお話したところ「専任契約をしているので違約です。」との事で解約させて貰えなかった。”という事例です。これではクライアントの希望には応えられてないですね。また売却側の経営者もしっかりと専任契約を解除して欲しい旨をもっとしっかり伝えるべきだと思います。専任契約はしなければならにものではございませんが、情報漏洩のリスクやコンサルタントのモチベーターになるので締結している内容です。

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