訪問看護ステーションの経営・運営において小規模な訪問看護ステーション、設立2~3年以内では訪問看護ステーション事業の継続撤退を考える時期がございます。
その背景としては、看護師の入退職が大きな割合をしめます。訪問看護事業は看護師による人員基準がありますので、看護師が退職すると事業を続けられなくなります。2~3年経過すると看護師は退職を検討し始めるのもありますが、それまでに看護師の希望や退職の相談などの苦労があります。
事業としてでどちらの方が良いか
訪問看護ステーション事業を運営する会社の多くは訪問看護ステーションがセカンドビジネスであり、元々何か他のビジネスをしている会社は訪問看護事業より「良いか」「利益は出ているか」「運営が楽か」などの兼ね合いで今後どのようにしていくか決めていきます。
かつても「不動産業」と「訪問看護事業」を運営している会社様より「訪問看護事業」売却のご相談を頂きました。訪問看護事業は「保険事業」「利益が出やすい」との話で参入したが、「マネージメントが大変」「自走できない」との観点から訪問看護事業は諦め売却し「不動産事業」一本に再度して事業に専念する事と致しました。
訪問看護事業の良さ
また別の見かたをしていた会社経営者様は、「訪問看護事業」を拡大していく選択をされました。「印鑑」販売店をされておりましたが、今後は息詰まりを感じており他に事業をしていきたい矢先に訪問看護のビジネスを知りました。「印鑑事業」も落ち着いていたので、経営者自らしっかり勉強し足を突っ込み事業を推進し事業が順調に成長していきました。
今後を見通した際にも、「印鑑」より「訪問看護」の方が事業継続性を感じ訪問看護の拡大を決意し事業を進めております。
まとめ
訪問看護ステーションの将来性と安定性を考えるか、マネージメントの大変さを考えるかなどは経営者次第です。訪問看護事業の撤退をお考えの際には、ぜひご相談ください。
お問合せについて
【お問合せ】こちらをクリック 【お電話でのお問い合わせ】MTPC酒詰(サカヅメ) 090-4724-9104