多くの企業では借金(借入金)をして事業をしております。今までも多くの訪問看護ステーションの決算書を拝見させて頂きましたが、
無借金で経営されている訪問看護ステーションはございませんでした。
それでは,訪問看護ステーションを譲渡される際の借金はどうなるのでしょうか。
訪問看護ステーションの売却方法は大きく二つございます。
訪問看護ステーションの事業譲渡の場合
事業譲渡の場合には、「廃止」→「新規」の手続きを致しますので借金は前会社(売却する会社)にそのまま残ります。事業譲渡を選択する会社の多くは、本業があり本業の利益で訪問看護ステーションを始めたケースが殆どです。ですので、本業(会社)にそのまま借入が残り売却金額で借金を消せてプラスになるかならないかという事です。
訪問看護ステーションの株式譲渡の場合
会社の借金ですので、「借金(借入金)事引き継ぐ事」となります。ですので、株式譲渡の際は借金も考慮して売買金額が決定します。もちろん銀行など借入先にも連絡する必要があります。ですので、売却企業様の訪問看護ステーションは赤字でも譲渡先が見つかれば借金はなく終わる事ができます。
以上の様にスキームにより、借金がどこにいくかは変わります。事業譲渡と株式譲渡では売却金額が変わりますので注意しましょう。
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