色々な訪問看護ステーションの経営をお話を聞かせて頂いております。
現在、マーケットを国が先導して作っておりますが想定以上に伸びておりません。
もちろん様々な分野に国が先導して作ろうとする分野があります。

訪問看護市場は「シルバービジネス」ですので参入意欲が高い業界ですが、
訪問看護ステーション数は伸び悩んでおります。

それはなぜでしょうか。

「伸び悩んでいる」というよりは、
開設件数は相応にございますが廃止・休止になる件数も相応にあると事から
総数は伸びておりません。

シルバービジネスは確かに今後伸びるでしょう。
それでも競合も多く、また特殊な業界ですのでそう簡単ではございます。

看護師は参入をお考えの経営者の方を超える採用の難しさとマネージメントの難しさがあります。
在宅療養を希望している利用者さん(患者さん)は多くおりますが、
そんなにすぐには獲得できません。

看護師の人員基準(常勤換算2.5名以上)ですので、その分の人件費は出続けます。
常勤一人分50万円と考えそれだけで125万円(50万円×2.5名)かかり、家賃、経費などで
200万円近い金額が固定費用でかかります。

その経営体力もなければなりません。
ですので、安易には算入しない方がよい業界かもしれません。

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