ある東京都内の訪問看護ステーション様から譲渡のご相談を頂いておりました。

こちらの案件はM&Aが進捗する中で買収候補先もほぼ決まった状況となっておりました。
管理者さんにも譲渡の件は御伝えしておりましたが、
「管理者が非常に不安になられている」とのことで
状況などをご説明頂きたいとのことで私が管理者さんにお話してまいりました。

どうしてもM&Aという響きが、「買われる」「ハゲタカ」などのイメージが強く
良いイメージを沸けないでいらっしゃって。
「今後は全て買収側様の言いなり」なのかなどをご不安に思ってらっしゃるのかと勝手に思っておりました。
訪問看護ステーションM&Aの多くは、その様な事はなく合併に近いです。

管理者さんのお話をお聞きした所、
現在妊娠中で産休育休を取得してすぐにでも仕事復帰されたいとのことでした。
仕事に対して意欲は高い方でしたが、
M&Aが成立しなかった場合に出産後すぐに職場が見つかるかなどのご不安が大きかったようです。
もちろん買収側様の社長も良い方で信用できる方ですので、
このままM&Aが進む事を望んでいらっしゃいました。

ですので、私から廃業の可能性は「0」ではないですが金額面含めて
全て前向きに進んでいる旨、今後の流れについてご説明させて頂きました。
さらに買収先のお考えなども詳しくお話させて頂き
非常にご安心された表情をされておりこちらも安心致しました。

訪問看護ステーションのM&Aは人材が大きな資産となりますので、
慎重に丁寧にお話していく必要がございます。

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