実際に弊社が手掛けさせていただいた案件で「年商:約1億円/黒字/常勤看護師多数」という案件をほぼ同時期に手掛けさせて頂きました。類似した案件ですが、1件(A社とします)は即売却出来ましたが1件(B社とします)はなかなか売却出来ずにサポートさせて頂き時期を延ばして売却させて頂きました。それにはどのような違いがあったのでしょうか? エリアでいうとB社の方がA社よりも部良い立地にはありました。

自分がいなくなっても大丈夫な状態を作る。

社長自身がいないと「現場が回らない」や「事業が回らない」という状況は、買手候補様にとっては改善が必要な状態です。A社・B社ともどちらも看護師社長でしたので、現場にどれだけ携わっているかという事が肝になります。A社は、既に現場を離れており管理者も別に立てており自身は一人のご利用者さんの訪問をしているだけでした。B社は、社長が管理者でオンコールも積極的にやっております。 

買収後をイメージする

買収した場合には、A社は何も変えずに運営する事が可能です。一方、B社は社長に代わる人材の採用もしくは異動が必要となります。これは小さいようで大きな違いです。採用しても管理者になりうる人材を即採用するのは難しいでしょう。また異動可能な管理者を自社で育成出来ているということも殆どないでしょう。買収後に、ご自身がいなくなっても大丈夫な状態を作っておくことが重要です。またB社の場合には社長の影響力というのも非常に気になるところです。

まとめ

売却をする際、ご検討する際には買手候補がそのままご自身がいなくなっても大丈夫な状態を作っておくことが重要です。ご相談お気軽に。

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