訪問看護ステーション売却希望の社長とのお話です。

売却理由は訪問看護師の採用定着

訪問看護ステーションの運営自体も約4年と長いですが、今回売却をしようとお考えになった理由は「看護師の採用定着」です。初めは知人の訪問看護経験者と知り合い訪問看護ステーションを立ち上げましたが、その訪問看護師も早々に退職。立ち上げ時に採用した訪問看護師も同僚と揉めて退職という事がありスタートから2年程度は落ち着かなかったですが、良い訪問看護師と出会いしばらくは落ち着いていたとのことです。しかしながらここへきて訪問看護管理者と訪問看護師がトラブり訪問看護師が退職することとなりました。

売却理由で多い訪問看護師の採用とマネージメントの困難

訪問看護ステーションの事業を進める上でのキーマンはもちろん訪問看護師であり訪問看護管理者です。これはどうにもできません。看護師でない社長がどんなに頑張っても、常勤2.5名以上をクリアできなければ廃業となります。売手市場である看護師にとっては、転職はそんなにハードルの高いものではないかもしれません。ケアマネージャーや病院に挨拶回りに行かなければなりませんが、そのような事をした事のない看護師には抵抗のある仕事です。

まとめ

異業種から訪問看護事業に参入して、訪問看護師のマネージメントに困る方も多くおります。訪問看護師の採用、定着は事業での肝です。もし難しいようでしたら早めに手放すのも選択肢の一つかもしれません。

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