本日は少し前に訪問看護M&Aのニュースが飛び込んできましたので、ご案内させて頂きます。

ケアサービス、クレアバーグから訪問看護事業を取得

せっかくですので、私も執筆させて頂いておりM&AonLineのリンクでご紹介させて頂きます。デキストで以下を紹介させて頂きます。

ケアサービスは、不動産売買・仲介のクレアバーグ(東京都江戸川区)が手がける訪問看護事業を取得することを決議した。ケアサービスは東京23区に出店を集中するドミナント戦略を通じて在宅介護事業を強化しており、その一環。取得するのは江戸川区と墨田区にある訪問介護事業所2カ所で、当該事業の直近売上高は4900万円。取得価額は非公表。取得予定日は2020年2月1日。

M&AonLINE

とのことでした。(引用先で「訪問介護」と「訪問看護」を間違ってますね

株式会社ケアサービスは、介護業界の超大手企業ですね。数少ない介護事業での上場企業です(東証ヘラクレス)。沿革をご覧頂ければわかりますが、こちらの会社ではM&Aを今までも積極的に行われておられ「譲受」や「譲渡」などの文言も見受けられますね。2016年に訪問看護事業を開始されたとのことで、3年が経過してノウハウも蓄積され、事業拡大を積極的に考える時期だったのかもしれません。

一方の売却、譲渡側の事業所についてです。クレアバーグ社は、不動産仲介で異業種からの参入をされた会社です。2014年8月1日からの事業開始ですので、運営されて約5年です。事業所もサテライトと併せて2カ所ございます。東京都と福ナビで見ると2018年9月の記録ですが利用者は26人、従業員数10人(常勤看護師:2名・非常勤看護師:8名)という事で赤字でしょう。2019年12月の現段階ですので、記録時より15か月経過しております。利用者が5人/月増えていたと仮定すると(5人×15月=75人+26人で)おおよそ100人となります。直近の売上高:4900万円(約400万円)とのことですので、やはり上記のとおり売上は推移していいたのでしょう。 従業員に関しては常勤看護師:2名・非常勤看護師:8名というバランスで非常勤看護師を上手に活用されているとお見受けします。24時間オンコール体制も取られているかと思いますので、常勤看護師人数は増えているでしょう(もしくは稀ですが、非常勤で 24時間オンコール体制に対応出来る看護師がいたのかもしれません。) この規模となると買収希望側にとっては大きなメリットとなります。上場企業側でも欲しいサイズの案件でしょう。売手様側の売却背景、また取得金額は不明なので他にも色々な要素を見たかったとなと思います。

また訪問看護M&Aの情報などあれば共有させて頂ければと思います。

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